
生あくびは警告サイン? 眠くないのに出る「あくび」に要注意!
医療監修:株式会社とらうべ
眠い時や退屈したときに出る「あくび」。
疲れたり空気が悪くなったりすると出る生理現象ですが、病気の警告サインでもあります。
とくに、眠気がないのに出る「生あくび」には要注意です。
あくびはどうして出るのか、またカラダにとってどのような意味があるのでしょうか。ご一緒に見ていきましょう。
あくびはどうして出るのか
「あくび(欠伸)」は、疲れているときなど、カラダやココロが休息を求めて出る生理現象です。
脳の働きが鈍くなって酸欠状態のようになると、反射的に「あくび」がでます。
大きく空気を吸い込むことで、新しい酸素を脳に送り、低下している脳の働きを活性化してくれます。
また、あくびで大きく口を開くと、あごの筋肉が刺激され、脳に刺激が与えられることも判ってきました。
このように、あくびは脳の働きが鈍くなったり、身体の休息が必要な時に起こる「防衛反応」なのです。
あくびのリラックス効果
新鮮な空気を深く吸い、酸素を補給した血液を脳に送り込み、脳を活発に活動させるあくび。じつは副交感神経を優位にする働きもあります。
別名「リラックス神経」とも呼ばれる副交感神経は、脈を安定させたり血圧を下げたりして、身体を休息モードに導きます。
またあくびと一緒に涙が出て、眼の疲れを取ったり目ヤニや老廃物を流してくれます。ひいては、ドライアイの予防にもつながるとも言われています。
危険の警告サイン?「生あくび」
勉強や仕事のさいに、周囲は集中しているのに独りあくびをして、ひんしゅくを買ってしまう場合があります。
眠気がないのに起こるあくびで、「生あくび」と呼ばれます。
緊張やストレス、睡眠障害などで身体や脳が相当に疲れている時に生じます。
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2017年02月07日 18時30分 Mocosuku